2017/10/03

サンライズ磐田Aタイプ所感

どうも、下の代に役職のバトンパスを終えた(代替会は10/8ですが)松崎です。
今回、サンライズ磐田Aタイプに出場して参りましたので(そこそこ出来が良かったので)今後ミドルやロングに挑戦しようかなという人へ、少しでも参考になればと思いブログにまとめます。


〜ミドルに出るに当たって〜
自分はそもそも51.5でも最後はスタミナ切れを起こすので、まずはそこに対する準備が必須だと考えた。

取り掛かり始めたのは8月、記録によると館山合宿から帰ってきたあと、一日休んだ8/20から。
香川へ向けて移動をはじめた8/31までに70kmほど走ったと思う。
毎日走ったというわけではなく、部の練習日程と照らし合わせながら、あとは本番で20km走るということで一回に走る距離はとりあえず15kmを越えるように走った。コースはペデストリアンデッキをひたすら南下、赤塚公園を一周して折り返し、気分によって洞峰公園のランニングコースを一周してから戻るというもの。
記録を振り返るとどうやら8/29に25キロ走をやったらしい。めっちゃお腹を下した覚えがある。
ペースは絶対心肺がキツくならないペース、㌔6より遅い。(速く走ろうとすると家を出るのが億劫になるので散歩感覚で)
これらの公園にはタータンが敷いてあるし、洞峰に関しては距離表示もあるので自主練で利用するのをおすすめします(プールもおすすめです!)

9月に入ってインカレ~帰省~つくばっくまでの11日間はまったく走らなかった。怠けた。
9/12からの一週間は上で述べたジョグコースと、あとは学校のクロカンを交互に行き来し、それぞれ15~17キロくらい走って体力を戻した。
ペースは変わらずゆっくり。
ここからの三週間はワタナベ大先生の取り組みを真似して週50kmを意識して走った。 
この次の週からはジョグにスピード変化をつけ始めた。例えば15km走る間の何処かの5キロをイワタで走りたいなあと思うペースで、自分の場合は大体2-6㌔間と9-14㌔間を㌔4'30ほどで走った。
はじめはキツかったけど回を重ねるごとに楽に走れるようになった。

赤になりそうな信号に向けてダッシュしたときに息が上がりにくくなってて練習の効果を感じた(笑)

練習は何キロ走ったかと、何分くらい、何キロ地点くらいで身体のどこがキツくなったかなどを記録しておいた。

スイムは部の練習とATを少し、バイクは8/24〜9/11まで全く乗らず、9/12に霞ヶ浦を一周し、あとは9/26,27,28に三日連続でインターバルを行っただけ。


〜補給の準備〜 
ハンガーノックが怖かった。
あとは水分不足。
というものの、確か8月頭?に磐田を意識して二宮ハード→15kmジョグを無補給で敢行したところ家から一番遠いところで脚が止まって本当に這うような感じで帰ることになってしまった。死ぬかと思った。
なので、エンデュランススポーツの選手の補給を参考に、オリジナル補給ドリンクを作ってみた。
入れたものは
CCD
こなあめ
はちみつ
BCAA
色がカオスになったが意外とすんなり飲める味だった。これにこなあめを少し溶かしたボトルをもう一本用意し、どうやらコース上で補給食を摂ること自体は大丈夫らしかった(ゴミの始末に注意しろってことだったのね…)のでマグオンをふたつ買い足してレースに挑んだ。
悲しいことにマグオンは僕の口に入ることなく何処かへ旅立つというアクシデントに見舞われたが、涼しくなりかけの10月の気候も相まって水分補給&エネルギー問題確保も例のドリンク500ミリで事足りた。

〜レースで気をつけたこと〜
イキらない(笑)
特にバイク。
普段の51.5でも自分では脚を残してるつもりでも結局ランで潰れてるので今回は細心の注意を払った。

〜スイム〜
磐田の水は渡良瀬と同じ味がした気がする。
戸田調整池の美味しさが際立つ。
あとは野尻湖も美味しいらしいです。

学生レースよりもバトルが激しかった気がする。
途中宮に抜かれたのがわかったが無理はしない、イキらない。ストローク大きく、脚はあまり使わないように…。
トランジにはだいぶ前に行ってしまったと思ってた宮もワタナベもいたのでテンションあがった。

〜バイク〜
前に同カテゴリーの選手がいて、一気に突き放しにかかりたい衝動に駆られたりしたが、常に心にイキらないと言い聞かせる。
バイクでは向かい風+緩い登りの区間とその逆の区間があった。
先が長いのでキツイ区間では無理をせず、楽な区間でリズム良く乗ることを意識。これが正しいペース作りかは知らないが結果的には良かったと思う。
キツイ区間ほどベタ踏みにならないよう脚の付け根からの大きく丁寧なペダリングを意識した。 
9周目?くらいでタカシに抜かれた。
圧倒的スピード差、頑張ってるんだなと感心。
しかし追いかけようなどとは思わない。イキらない。

〜ラン〜
降車時に大臀筋がピリピリした。
大腿四頭筋に頼らず、お尻の筋肉が使えたと思いよしよしなどと思ってると後ろから青柳さん。
予想よりだいぶ早いタイミング。

ランでも意識したのはイキらない。
はじめ、力加減がわからず㌔4とかになってたのですぐにペースを落とす。でも後ろにはきっと青柳さんがいる。こわい。

ほんとは4'30ペースで押し切ってランラップ1時間半という目標があったのだが、風向き、足下の砂など諸状況を考えて、目標タイムベースのペース作りから、心拍数と主観的なキツさからのペース作りにシフト。とにかく一定以上キツくならないように、だいたい心拍数にすると175を越えないようにピッチとストライドを調整した。

8キロ地点でいつもの足裏の痺れが出て萎えたが給水をしっかりとったらスーッと痺れが引いていったのでこれは個人的な大発見。また、水を取るとその後のランが同じペースでも(心拍数的にも主観的にも)楽になったので給水の重要性を実感するきっかけとなった。

最後に、結局のところ一番大切なのは諦めない気持ちだなと思った。
各カテゴリーが入り乱れ、自分の位置もわからず、そのわりにはゼッケン500番台600番台の選手が自分を追い抜いていくのばかりが気になり不安になる。投げやりになりそうであったが気持ちを切らさずに走り続けたところ、どうやら残り5キロの折り返しで抜いた選手が最終的に年代別での表彰ボーダーであったらしい。
最後の最後まで気持ちを切らさずに走りきって良かった。

あともう一点、意識したのがトライアスロンを心から楽しむこと。
なるべく笑顔で走り、そして知り合いを見つけたら大声で声掛けする。そうすると不思議と力が湧いてくるのだ。(もっと知り合いがいたら楽しかったろうなあ)

今までは結果を出さなきゃとタイムに追われ、ボーダーに追われ、苦しい顔をしてスイムをしてきた、バイクをしてきた、ランをしてきた。そして最後は必ず走れなかった。
幹部代が終わった一発目、学生レースでもないし思いっきり楽しんでやろうと挑んだレースでうまくまとまったのが本当にうれしい。


楽しさと真剣さが同居するトライアスロン、これを追求していきたいなと思う。

はじめて大会で表彰を受けたのは嬉しいが、それだけでは満足しない自分がいて、なるべく早く回復できるようレース後にはすぐに糖質をとってしっかりダウンした。
翌日はそれでも体が重かったが明日はきっと走れる気がする。

まだまだこれから、
では。

2 件のコメント:

  1. 追記
    みきお、遠征の仕切り何から何までありがとう!別に何も心配してなかったけどな。

    4年生とM1の先輩方が多い遠征ということで、2年前の磐田にタイムスリップしたようでした。
    先輩たちの前でちゃんと成長した姿を見せられて嬉しいです。

    あと抽選でメロン貰いました。僕はメロン苦手なんでみんなで食べてください。食べごろは10/5とのことです。それまでに部室持っていきます!

    マツザキ

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  2. >トライアスロンを心から楽しむこと。
    >楽しさと真剣さが同居するトライアスロン。

    最高の名言です。
    俺もこんなことを言える主将でいたかった…。

    近藤

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